NO END SUMMER

NO END SUMMER

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RECOMMEND

DORIAN

Melodies Memories(10年)

Recommend Track
○② Nasty Ice Cream feat.LUVRAW & BTB/○⑤ Natsu no Owari feat. G.RINA/⑥ Magic Fly Love Affair/○⑦ Free/◎⑧ Morning Calling/◎⑨ Disco4.5 (ASYK MIX)/◎⑩「Shooting Star feat. TAVITO NANAO & YAKENOHARA/○11 Crystal girl

オールインワン・グルーヴマシンRoland MC-909の遣い手によるデビュー作にして名盤。横浜からチューブ持参で駆け付けた二人組が活躍するまさにトロピカルなディスコ○②「Nasty Ice Cream feat.LUVRAW & BTB」、当代きっての才女を迎え夏の黄昏について語り合う○⑤「Natsu no Owari feat. G.RINA」、なんとなく夜空を見上げていたらいつの間にか宇宙へと誘われてしまうコズミックなチルアウト曲⑥「Magic Fly Love Affair」夢見心地な気分を味わった後は、Deniece Williamsの問答無用な大名曲カバー○⑦「Free」で全てのしがらみからの解放を願う。

そして某CMにも使われたKASHIFのカッティングが超キャッチーな◎⑧「Morning Calling」、ヴォコーダーが歌いまくる踊り出さずにはいられない◎⑨「Disco4.5 (ASYK MIX)」と怒涛のダンストラックが続く中、とどめは音楽界をRollin’し続ける二人の旅人が客演した最高のフロアアンセム◎⑩「Shooting Star feat. TAVITO NANAO & YAKENOHARA」個性強めのラップは好みの分かれるところだが、それを補って余りある素晴らしいトラックはこのまま曲が終わらなくてもいいとさえ思ってしまうくらいの名曲。そう、この一瞬を永遠に… 最後はシンプルな優しいメロディの○11「Crystal girl」でたおやかに幕を閉じる。

【D.S.M.R】

LOVE ME TENDER

SWEET (12年)

Recommend Track
◎② unlimited / ◯④ リバウンド / ⑥ ムードウーマン / ◯⑦ リーガル?イリーガル? / ⑩ 神泉サンライズ / ⑪ ロマンティックあげるよ

かつてはBLUE BONGSやSOUL MISSIONなどの活動で宇田川界隈では知る人ぞ知る存在だったが、最近ではCAT BOYSや井の頭レンジャーズのプロデュース等でも絶賛暗躍中である「渋谷系の裏側を徘徊し続ける男」こと高木壮太(プロ無職)が参加したアーバン青春サイケバンドによる1stにしてラスト作。
イントロのカッティングで勝負ありな◎②「unlimited」そこにLuvrawのスウィートなトークボックスが加わり、歌詞は更にSO SWEET。まさに「 終わらない夏」の甘い甘い記憶。
ローズとシンセの浮遊感が心地良い◯④「リバウンド」、ソファーに横たわった美女をどう攻略しようかと妄想を膨らます⑥「ムードウーマン」、軽やかに弾むドラムにカッティングとオルガンが小粋にグルーヴする◯⑦「リーガル?イリーガル?」、クラブでオールした後の朝食を思案しながら浴びるASAYAKE的メロウ⑩「神泉サンライズ」、ボーカルの稚拙さが逆に萌える某アニメの名曲カバー⑪「ロマンティックあげるよ」。
もっとワイルドに生きよう!もっとワイルドサイドを歩こう!勇気があれば、何でも出来るっ!?
個人的にはロマンティックよりも静寂が欲しい絶賛本厄中の筆者です。
「気を付けよう 甘い言葉と 甘い誘惑」

(SWEET AND BITTER NIGHTS)

モダーン今夜

天気の存在する理由(08年)

Recommend Track
○① かもめ島/◎③ RED/○④ 熱帯雨林コーク/○⑥ クラウン/◎⑦ 潜水艦ソーダ/○⑨ 橙

4枚目にして初のフルアルバムは、大幅にメンバーを入れ替えながらも今まで以上にポジティブなバイブスに溢れた快作に。力強いメッセージと躍動感のあるアレンジに空を覆っていた雲もかき消されていく○①「かもめ島」、ヒーロー参上と三回唱えれば、必ず助けに現れるそんな存在になりたい◎③「RED」、どこまでも晴れやかに、太陽の光を浴びながら前に進み続ける○④「熱帯雨林コーク」暑過ぎた時はもちろん、ワンモアコカコーラで。分厚い弦が涙腺を刺激する○⑥「クラウン」、キャッチーなメロディと可愛い歌詞に思わず口ずさんでしまう◎⑦「潜水艦ソーダ」レゲエのリズムも軽やかに、ぐるぐる、ぐるぐる。間奏のピアノソロに胸が熱くなる○⑨「橙」真心は、いつかきっと届くと思いたい。

【D.S.M.R】

Lamp

恋人へ(04年)

Recommend Track
② ひろがるなみだ/◎③ 最終列車は25時/⑤ 明日になれば僕は/○⑥ 雨のメッセージ/◎⑦ 愛の言葉/○⑧ 恋は月の蔭に

頼りなさげな永井祐介と、どこまでも儚げな榊原香保里の声の相性の良さ。この空気感、切なさ、哀愁。この二人の声だけで一つのジャンルになっているかのような、そんな佇まい。ピアノとオルガンが可愛らしく時を刻む②「ひろがるなみだ」、ストリングスの拡がりからパーカッションが軽やかにグルーヴする◎③「最終列車は25時」ドラムとベースも終電に間に合わせるように疾走し始めて。なんとなくサニーデイな⑤「明日になれば僕は」、切なさ全開のレイニーな○⑥「雨のメッセージ」、雨上がりの夜空に大切なあの子へ泣きながら愛を伝えたくなる◎⑦「愛の言葉」 結局、最後は愛なんですよ、愛。月光浴をしながら聴きたいボサノバ○⑧「恋は月の蔭に」を聴き終わり、また一曲目をリピート再生するキミとボク。

【D.S.M.R】

BOO

ラララ・POST SOULMAN 2 (04年)

Recommend Track
◎① la la la fly / ◎③ テラス / ○④ 重ねた唇

MURO主宰のK.O.D.Pが誇るラッパーでありシンガーによる2ndミニアルバム。達郎ネタの「smile in your face」や、JOHN GIBBSネタの「BOOGIE DRIVE 678.」が収録されていた1stに隠れがちだが、こちらもかなりの高水準。
流麗なストリングスとローズに導かれるようにして始まる ◎① 「la la la fly」は知る人ぞ知る現代のメロディメイカー松本良喜によるグルーヴィーソウル。キャッチーなベースライン、ローズのソロ、ラストのコーラスのリフレインに至るまで、とにかく全てが爽やかでポジティブなフィーリングに満ち溢れた傑作。
BOO自身が作詞作曲した最高にスウィートなブーガルー ◎③ 「テラス」プロデュース、アレンジはラテン物の良作に彼らありと言われるCENTRALの津崎博昭。
分厚いホーン隊と生バンドのグルーヴが心地良い ○④ 「重ねた唇」はNONA REEVESの西寺郷太作。バックの演奏もノーナが担当。ノーナ最高!間違いない。
中塚武アレンジによるオリジナルラブの「朝日のあたる道」のカバーも収録されているが、そちらはだいぶ微妙な出来。
が、ミニアルバムとしては上記の3曲が素晴らしいのでラ・ラ・ラな感じの「星三つ」デフっ!

【D.S.M.R】

Platinum900

Free (at last)(99年)

Recommend Track
○① 天国と地獄/○② 眩しいフォトグラフ/④ 夜明け前/◎⑦ Say What?/⑧ Cry, baby cry/◎⑨ Let's boogie night/○⑩ Caminho do mar

スティービーへのオマージュを前面に押し出したジャケからして期待せずにはいられない、遅れてきた渋谷系バンドによる最初で最後のフルアルバム。太いベースラインにカッティングが乗り、オルガンが入ったと思ったら更にホーン隊までと、悪くなる要素がないファンキーなオープニングチューン○①「天国と地獄」少し鼻にかかった坂田直子のボーカルもメロディとアレンジの秀逸さにそれほど気にならなくなる不思議。一転してストリングスがメロウ具合に拍車をかける○②「眩しいフォトグラフ」、そこはかとなくラムゼイルイス臭が漂うカッティングから始まる④「夜明け前」はローズとトランペットの絡みに太陽の女神も少し切なさげ。

カウントから入りベースラインで引っ張るクソかっこいいジャズファンク◎⑦「Say What?」炸裂するホーンセクション!煌びやかなフェンダーローズ!歌いまくるギター!そしてハイハットが気持ち良すぎるドラムはなんと、あの、Bernard  “pretty” Purdie!!と言ってもサンプリングだけど。続く⑧「Cry, baby cry」ではガラッと変わってストリングスに寄り添いながらデュエットでしっとりと。ギターソロが何故か元スペクトラムの西慎嗣だったりするのは前作までプロデュースを担当していた中村哲の繋がりか? そして世紀末に作られた最高のメロウグルーヴ◎⑨「Let’s boogie night」心地よく刻まれるカッティングと時折入るハイハットにストリングスとフルートが華を添える。あいつもこいつも横揺れ必至の手拍子必須!さぁ、恥ずかしがってないで大好きな仲間達と、夜開けまでブギーを踊ろうよ!!…オレ、大丈夫か?うん、まだ、ダイジョウブ。普通のボサノバで静かに締め、と思ったらラストでサンバ調に一気にギアチェンジする○⑩「Caminho do mar」でグルーヴィーな大団円。「これが、渋谷系だーっ!!」

【D.S.M.R】

角松敏生

SEA BREEZE 2016 (16年)

Recommend Track
◎② Elena /○③ Summer Babe /④Surf Break /◎⑤ YOKOHAMA Twilight Time

デビュー作の一番未熟だったボーカル部分を録り直して角松自身がリマスタリングしたという珍しいリメイク作品。
ボーカルはもちろん当然なのだが、ベースの太さやバスドラの重さ、ブラスのキレ等かなり全体的なグルーヴが向上していてしっかり今の時代に聴ける音になっているのが嬉しい。
イントロのピアノからメランコリックな気分になる◎②「Elena」は田中章弘のベースもぶっとい最上級なメロウグルーヴ。タメの効いたドラムは上原裕。オリジナルのアレンジは名手、清水信之によるもの。
松原正樹のカッティングと後藤次利のベースラインが引っ張る夏っぽさ全開の○③「Summer Babe」後半の佐藤準によるキーボードソロも軽やかに。
夏へのっ、歌、ばっかりっさ!
④「Surf Break」EPOとのデュエットでちょっとブレイクした後は、ホーン隊が暴れまわるデビュー曲の◎⑤「YOKOHAMA Twilight Time」で横浜の夜景に、ベィ〜ベ〜!
後半のバラード攻勢には少々眩暈がしてくるような感覚が…
ラストの未発表曲は可もなく不可もなくといったところ。(デンゼル)

TOKYO ENSEMBLE LAB

BREATH from THE SEASON (88年)

Recommend Track
◯A① Lady Ocean / ◎A③ Nica's Dream / A④ Nobody Can Do It (哀愁のニニ) / ◯B① Angel Flight (Like An Angel) / B② Blue Skies / ◯B④ MORNING AFTER LADY

デジタルビートと生のブラスセクションを掛け合わせ、新たなダンスミュージックを作り出すという角松敏生ならではの試みに、名トランペット奏者の数原晋が賛同して生まれた珍しい企画。
「SEA LADY」的フュージョンなメロディと角松印のブギーなオケの中でホーン隊が躍動する◯A①「Lady Ocean」キーボードには難波弘之やJADOESの平間あきひこも参加。
ドラムに村上“ポンタ”秀一を迎え、アレンジを巨匠前田憲男に任せたアルバム中随一の異色作である本格的生音ビックバンドジャズ◎A③「Nica’s Dream」。まさか角松敏生がホレスシルヴァーのカバーをやるとは…、夢の中のニカも驚いているはず。
ニカに続いてのニニ。A④「Nobody Can Do It (哀愁のニニ)」ホーンのキレが良いこちらは林有三アレンジ、パーカスは斉藤ノブ。少しオリエンタルなフレーズと金子飛鳥のストリングスがアクセントになっている◯B①「Angel Flight (Like An Angel)」では作編曲を清水信之、エディットは角松自身によるカミュ・スピリットが担当するという力の入れよう。鷺巣詩郎アレンジも納得のキャバレーライクな仕上がりのB②「Blue Skies」のギターは意外にも芳野藤丸。ラストは唯一のボーカル曲◯B④「MORNING AFTER LADY」でタイトル通り爽やかさ溢れるモーニングアフターな締め。
超豪華メンツによる一筋縄ではいかないダンスミュージック総合研究所「KDMT LAB」vol.2はまだですか?

(Tokyo Jazz Defektors)

JADOES

a lie(88年)

Recommend Track
◎A-① All My Dream/○A-④ 部屋〜Just The Way〜/○B-② Something To Love/B-③ Get Your Love Tonight

通算4枚目にして角松敏生プロデュースのラスト作。一曲目から完全にオーバープロデュース気味の打ち込みまくりな音使いが逆に気持ちいい◎A-①「All My Dream」ギターを弾き倒してるのは、作曲した伝田一正ではなく角松自身という力み具合。同じく伝田作のバラード○A-④「部屋〜Just The Way〜」もなかなかの好曲。アダルトにせめる○B-②「Something To Love」でのサックスは本田雅人によるもの。角松がプロデュースした中山美穂への提供曲のセルフカバーであるB-③「Get Your Love Tonight」はオリジナルよりも少し控え目な出来か。(デンゼル)

Toshitaro

Inside Story (84年)

Recommend Track
◯A① Only You / ◎A⑤ Best Of My Love /◯B① 熱帯夜に Heavy Rain / B② 雨の Downtown Street

和モノ好きには「とし太郎&リバーサイド」としてお馴染みの稗島寿太郎が全ての作曲&アレンジを自身でこなしたソロデビュー作。
のっけから達郎ライクなコーラスが微笑ましい爽快な打ち込みポップ ◯A① 「Only You」、ヴォコーダー気味なキーボードとベースラインがキャッチーなDaydream直系のステッテ系ダンサー? ◎A⑤ 「Best Of My Love」を聴けば、誰もが腰に手を当て膝下をハの字に曲げたくなる。小気味良いカッティングは鳥山雄司か。
タイトルからしてTUBEを思い出さずにはいられないシンセ音全開のラテンポップ ◯B① 「熱帯夜に Heavy Rain」、たまには雨に濡れるのも良いかと思えるほっこりメロウな B②「雨の Downtown Street」など、全体的に軽めの打ち込みが目立つがToshitaroのメロディメイカーとしての才能は認めざるを得ない。というよりも当時から過小評価され過ぎだったような気もする。正当に評価されない事の悔しさ、とても分かります。ということで?さぁ皆さんご一緒に!

「トシタローは、リ〜バ〜サイッ〜」

…特に意味はありません。

(Denzel Inside?)

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